学校生活

初等学校だより

初等学校では7月28日から「新・自然体験の旅」を行いました。7月28日~8月3日までが鹿児島県最南端の与論島、7月29日~8月3日までが新潟県の佐渡島で、それぞれ5、6年生の希望者が参加しました。大自然の中での生活、地元の方々との交流は何ものにも代えがたい経験となりました。

与論島(鹿児島県):7月28日~8月3日

<1日目>

台風12号を後にして与論空港におり立ち、「ただいまー」「おかえりー」の挨拶で今年も与論島新・自然体験の旅の始まりです。
今年は、この自然体験の旅を始めてから10年目。その節目もあり、10年間の様々な感謝の気持ちを込めて、感謝状を教育委員会、商工観光課の皆さまへ贈りました。このあたたかい島の人達とのつながりを大切にして、次の10年を目指していきたいと思います。
今年の与論も空の色、海の色はいつもと同じく美しく、我々を迎えてくれました。

<2日目>

今日は与論の小学5、6年生の子どもたちとの交流会。3つの小学校から30人ほど参加してくれました。最初は、お互いにちょっと遠慮していた子どもたちも、体育館でゲームやドッヂボールをしながら、次第に打ち解けてきました。お昼ごはんは、海のそばの赤崎公園でみんな混ざってバーベキュー。景色を見ながらみんなで食べるごはんのなんとおいしいこと!
そして、午後はおまちかねのフリータイム。さっそく仲良くなった与論の子と一緒に海で泳いだり、おしゃべりしたり、とても楽しい時間です。島の時間はゆっくり流れているはずなのに、1日がすぐに終わってしまいます。「また明日ね」と約束をして、その後は自分たちの洗濯物を干しました。
毎年協力してくださる教育委員会、そして3つの小学校の先生方、保護者の皆様には、すばらしい経験をさせていただいて感謝の言葉しかありません。

<3日目>

午前中はフリータイム。昨日、交流会で仲良くなった与論島の小学生と海水浴をしたり、堤防で釣りをしたり、お土産やさんのなつこおばあちゃんとおしゃべりをしたり、日本で三本の指にはいるほど美味しいかき氷を食べたり…と、それぞれがやりたいことを満喫しました。
午後は潮干狩り。こちらの潮干狩りは普通とちょっと違います。島全体を囲んでいるリーフが干潮になると現れるので、それを狙って船で上陸し、貝などを拾います。クモ貝やシャコ貝など大物も取れて、その一部は今晩の食卓に。みんな獲物を探すのに必死!海の一部分を歩いて貝を拾う様子は与論島ならではの光景です。

<4日目>

午前中は沖へ出てシュノーケリング体験。台風の影響もあって、晴天ではあるのですが、うねりが大きくちょっとブルーな気分になる人が…でもポイントに着くと一斉に海へダイブ。南の島特有の綺麗なさかなと一緒にスイミングし、数分後にはダイブ大会に!船のへりから、思い思いの形で海へジャンプ!!
午後は百合が浜へ。遠くからみると海の上に人が立っているようなミラクルな光景。集合写真をパチリと撮るとみんなの顔が真っ黒なのがはっきり、くっきり!!
そして夜は、毎年恒例のヤドカリ探検隊!ビーチへ出かけ、約30分で200匹近くのオカヤドカリをゲット。天然記念物なので、捕まえた後は一斉に放します。200匹が一斉に四方八方に逃げて行く姿を見て、静かなビーチに子どもたちの声が響き渡りました。

<5日目>

今朝はあいにくの雨でのお目覚め。でも、心はウキウキ。なぜならば、今日は恒例のハマガメ捕りなのです。ハマガメとは、正式な名前はミナミスナホリガニという小さなカブトガニのような甲殻類のこと。波打ち際の砂の中から探します。素揚げにすると味は絶品!!今年もハマガメ捕り名人の指示の下、60匹くらい捕れました。
午後はお別れパーティー。お世話になった方々や与論の子どもたちを招待して、成城っ子たちが用意した焼き鳥を振る舞い、楽しいひと時を過ごしました。今年は21名もの子どもたちが来てくれて、別れ際にはアドレスの交換をする子も。
さあ、明日はこの美しい島を後にする日。楽しい時間は本当にあっという間です。

<6日目>

「ただいま!」で始まった与論島の生活もとうとう今日で最後です。この6日間お世話になった「民宿海水館」を「トートゥガナシ(ありがとう)」の気持ちを込めて大掃除。その後お世話になった方々へお礼の色紙を持って挨拶をしました。
この島では、「さようなら」とは言いません。みんなで元気に「いってきます!」と言って、またここに帰ってくることを約束します。
船は、台風の影響で1時間30分遅れでやって来ました。見送りには与論の子どもたちも来てくれています。成城っ子たちが、紙テープを投げていよいよ出港。船の上と港で結ばれた紙テープは、船が港を離れるにつれて、一本一本切れていきます。でも、みんなの心の中に芽生えた感謝の気持ちと島の子たちの思い出はいつまでも切れることはありません。
与論島の皆さん、「トートゥガナシ!!いってきます!」

<7日目>

船は昨夜那覇に着き、今日は飛行機に乗るまで那覇の国際通りぶらり散策。都会と変わりのない町並みは、昨日までの島の様子とは全く違う光景です。夕方無事に羽田空港に到着。6泊7日の与論島の旅は無事に終了しました。
今年もたくさんの人たちに支えられて有意義な活動ができました。

佐渡島(新潟県):7月29日~8月3日

佐渡での自然体験の旅も、台風の影響を受けることなく、快晴のスタート!…かと思いきや、両津港行きのジェットフォイルが欠航となってしまいました。そこで急遽カーフェリーでの渡航に変更しました。
カーフェリーでの移動は、自然体験の旅が始まって初めて。ジェットフォイルでは味わえない、海上の旅を満喫することができました。

例年と1時間ほどしか変わらない時刻に到着でき、恒例の竹の食器づくりも行うことができました。竹の食器づくりはどの子も真剣そのもの。一心不乱に作業に取り組んでいました。

2日目からはいよいよ自炊が始まりました。下ごしらえから片付けまで、すべてを自分たちでやらなければなりません。
まずは食材集めのために、地元農家の木村さんの畑へ。65kgほどのじゃがいもと、夏野菜を収穫しました。

食材の御礼に、近くにある歌碑の草取りをしました。炎天下での作業の後に食べる、差し入れのアイスは最高でした。

夕飯は、切り出した竹筒で炊く竹飯に挑戦。どの班も美味しそうに炊き上がりました。キッチンもお部屋も上手に整理できていて、上々のスタートです。

佐渡はなんといっても海がキレイ!さまざまな形で海を満喫しました。
まずは宿舎近くの磯での海水浴。そこに棲むさまざまな生き物を観察しました。

地元漁師の森川さんによる漁船体験もしました。まずは全員で漁船から伸びた縄に掴まって、漁船の速さを体感。スピードが上がるにつれて大きな圧がかかっていくため、縄を掴んでいられなくなった子たちは次々と脱落していきます。まるでアトラクションのよう。何度も何度もやらせていただきました。
佐渡での自然体験の旅は今年で10回目。節目の年ということで、お世話になっている森川さんに感謝状を贈呈しました。森川さん、毎年ありがとうございます。

夕飯の食材を求め、防波堤で釣り糸を垂らしました。この日の釣果は絶好調!文字通りの入れ食い状態で、アジやサバが次々と釣れました。

佐渡の海の恵みを家族にも!ということで、お土産のいかの一夜干しづくり。宿舎の料理長 斉藤さんのご指導のもと、自分たちでいかを開きます。初めて見るいかの口や肝袋に驚きながらも、上手に切ることができました。

ビューホテルのレストランに出かけて食べたお昼ごはん。久しぶりに自炊ではない食事を堪能しました。いつにも増して「美味しいおいしい!」という声が聞こえてくるような気がしました。誰かに作ってもらう食事のありがたみを強く感じたようです。

防波堤からはダイブも楽しみました。
はじめは怖がっていた子も、他の子たちが飛び込む姿と声援に背中を押されて、次々とダイブしていきます。一度飛び込んでしまえばもう大丈夫。時間いっぱい海へ飛び込む姿が見られました。

地元の保育園で開かれた縁日へ。そのすぐ隣にある小学校の子どもたちも参加して、お互いに交流をもちました。声をかけあったり、手を繋いで歩く姿は見ていてとてもよいものでした。地元に伝わる伝統芸能、鬼太鼓や佐渡おけさを体験することもできました。

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